ダビデ像のペニス論争・ダビデはなぜ包茎?
ダビデ像のペニスは「世界で一番注目されたペニス」ではないでしょうか。
このペニスは同時に、大いなる論争を巻き起こしてもいるのです。
ダビデ像のペニスは包茎です(おそらく仮性)。
しかしダビデは旧約聖書に出てくるユダヤ民族の王であり、ユダヤ人は生まれるとすぐに「割礼」という包茎手術を受けます。
ですから、ユダヤ人の男性に包茎の人はいないのです。
「ダビデはユダヤ人でありながらどうして包茎なのか」という問題は、この像が完成してから論議の的となり、現代でも続いています。
割礼の習慣があるのはユダヤ教やイスラム教、アフリカの諸民族で、いずれも宗教的な意味合いで行われます。
古代のギリシア人・ローマ人は割礼習慣が無かったため、割礼は嫌悪すべき野蛮な風習と考えていたそうです。
アメリカなどの国では、衛生上の観点から新生児の男児の男性性器の「陰茎の包皮」を切除する場合もあります。
これは割礼とは呼ばれず、どちらかと言えば包茎手術言えるでしょう。
新生児の親と医師が相談して手術を行うかをどうかを決めるようです。
アメリカでは90年代までは男子のほぼ全員が包皮の切除手術を受けていましたが、しばらくすると、包皮切除手術は必ずしも衛生上必要ではないと判断されるようになりました。
1998年には小児科学会から包皮切除を推奨しないガイドラインが提出されています。
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